21世紀にアナログ・メディアを(ゆるーく)活用

ちょっと古いアナログ・メディアをゆるーく使っていきます

オリジナルと複製

 2020年 あけましておめでとうございます。

 以前「はてなダイアリー」というサービスを使っていたのですが、なくなっちゃうので「はてなブログ」に移行してくださいというメールが来ておりました。面倒なのでうっちゃらかしたままで新たにブログを立ち上げることに。

 タイトルは「21世紀にアナログ・メディアを(ゆるーく)活用します」。(ゆるーく)というのがポイントですね。アナログ・メディアって基本的に手作業であれこれしなくちゃならないことが多いので頑張ってバリバリやると自分の体を壊しがちです(レコードをクリーニングしたり、フィルムを現像する作業を1日中続けたりしてはいけない)。そんなわけで更新は不定期です。当面は無料バージョンでやります。よろしくお願いします。

 今晩(1/4の夜)中野(中央線)の知人の方から音楽鑑賞会のお誘いをいただきました。バーを貸し切りにしてアルコール飲料を飲みながらレコードやCDを聴こうという会とのこと。

 で、今回はレコードとCDの話です。私は1965年生まれなので(昭和〇〇年といってもピンとこないと思うので当ブログでは年号は西暦表記します)20代くらいまでレコードが普通に買えました。大学生だった頃は大学生協で学割で購入できたのです。もっとも新譜を買うことはまれで、大抵は実家の隣町のレンタルレコード店で借りていたものです。神奈川県内でチェーン展開していた「友&愛」という宇宙人の元首相が喜びそうな名前の店。1泊2日、2泊3日、3泊4日と料金があって、期限までに返却できないと延滞料金がかかるという、のちのレンタル・ビデオと同じシステムですね。

 たいがいは1泊2日で借りてきます。そんなんでゆっくり聴けるのかと思われそうですが、借りてきたら、まずカセットテープにダビングし、後でゆっくりカセットテープで聴くのです。レコード会社はそんなことされると新譜が売れなくなるのでダビング行為は違法だと主張したのですが、最終的には販売等を目的としないケースはOKみたいな形で決着したと思います。
 レコードが生産されなくなってCDになってもしばらくは「CDラジカセ」を購入してCD→カセットテープにダビングしてました。ポータブルのCDプレーヤー(SONYだとディスクマンという商標名)もあったのですが、どうしても音飛びしてしまうのが嫌だったので。当時の安いポータブルCDプレーヤーは音質もいまいちだった気もします。その後MD(懐い)の時期があって、iPhoneiTunesを導入して完全にデジタル・オーディオに移行しました。CDを1回PCにiTunesというソフトで取り込んで(リッピングという)iPhoneに送って再生します。

 今は音楽配信サービスでしょう?という方も多いと思いますが、民謡とか伝統邦楽とか語り芸とか一般向けでないコンテンツはデータ化されていない音源が非常に多いのです。特に音楽ではない実況録音系のレコードなんかはほぼ全滅。最近レコードの生産が増えてきて逆にCDはオワコンと言われたりしますが、過去の音源の資産としてはCDはまだまだ重要なメディアと言えます。

 

 リッピングした音楽データはPCのHDD(ハードディスク・ドライブ)にためておくのですが、昨年の秋にたまったデータを新しいHDDにコピー&整理しようとして誤って消去してしまうというミスをやらかしてしまいました。データをコピーした後でコピー先の内容を確認しないまま、元のフォルダを削除してしまい、後で確認したらコピー漏れがあって、それは復旧できなかったという次第。別にバックアップを取っておけば良かったと後悔しても後の祭り。12月から年始にかけて音楽データを再整理しているのですが、長くなったので詳細は、また次回説明したいと思います。